私の日商簿記1級勉強方法

復習のやり方とその意味

復習は暗記に効果的なだけではなくて、理解においても有効に働きます。 何度も繰り返していくうちに、理解が深まり、暗記の定着もはかどります。

復習の意味とは

復習というと、なぜか1度すれば終了という人がいます。確かにそれも復習ではあるのですが、 日商簿記1級に合格するための復習というのは、試験までに覚えきることが目的で行うものです。

勉強は解答欄を埋めるために行うものであり、そのためには何度も繰り返す必要が出てきます。 試験日にまでに記憶を維持できていないと意味がないのです。

効果的な復習のやり方

それでは、何を復習すればいいのか、 私の思うポイントをいくつか書きたいと思います。 私が日商簿記1級に合格した時の勉強方法は、

1. 基本テキストを理解する事を意識して読む
2. 個別問題集を解く

これだけです。 テキストについては途中から問題が解けなかった時にだけに限定しましたが、 問題集は8回復習しました。 他の教材は一切使いませんでした。 一つの資格スクールの4冊の個別問題集だけに絞って取り組みました。

8回も繰り返すとパッと見ただけで内容や 答えがわかってしまう問題もありました。 そのことは気にしないで、その問題の内容の把握に努めていました。

同じ問題を何度も解くことに疑問を抱く人もいると思います。 実際私もそう思っていた時期がありました。

しかし、日商簿記1級はそれなりに覚える項目も多くなり、それに比例して問題数も増えていきます。 その結果、1回解いた問題も、次に解く頃には忘れてしまっていることが多いんですよね。

そんな理由もあって、簡単に思える箇所も飛ばさず勉強しました。 わかっていたつもりがわかっていなかったり、新しい発見がある時もあります。 簡単な所は多くの人が解答してくる可能性があるので絶対忘れてはならないとも思いました。

理解も復習の回数で定着する

くどいようですが、繰り返し勉強する事が大事だと思います。 優秀な人は1、2回繰り返せば覚えてしますのかもしれませんが、 そうでない私のような人は、基本テキストを理解する事を意識して読み、 その項目の問題を解く。 この作業を繰り返すしかないと思います。

復習は理解も深まります。1回理解できたとしても、その理解への道筋は時間と共に薄くなります。 要は、理解したことも記憶しないと問題に対して答えることができなくなるのです。

基本がある程度仕上がっていないと、総合問題や応用問題を解くのは 時間の無駄だと思います。自信をなくしたり、やる気を損なう可能性があります。

私は8回問題集を繰り返した結果、200問ほどある問題のうち4問ほど解答できない問題がありました。 どんなに考えても理解できなかったのです。 にも拘らず合格できたので、もし、理解できない論点が出てきても落ち込まずに頑張ってください。そこでやる気をなくしてしまうのは勿体無いです。

復習をしなかった時期の話

偉そうに復習のことを書いている私ですが、 日商簿記1級の勉強を始めた最初の1年ほどは、まったく復習の重要性を認識していなくて、 間違った勉強方法で、全然理解が進まず、やる気も損なわれ、ほとんど勉強していませんでした。

簿記1級は難しいという先入観からか、難しい問題を解かなければ合格できないと意味も無く思い込み、 基本的な問題はほどほどに、総合問題集や答練の問題集などを解いていたのです。

その結果、勉強ははかどらず、知識も身に付かずに、試験を受けてもボロボロでカオスな状態でした。 しかし、勉強のやり方を上記の通り変更してからは、勉強を継続することができるようになり、 無事に合格することもできました。 難しく考えすぎていたというか、勉強の仕方についてあまりに無知だったのですね。